西日本最大の国際海事展 「バリシップ2025」出展のお知らせ
4月 30, 2025
陸上電力供給システムなど港湾のカーボンニュートラルに貢献する製品を展示

イグス株式会社(東京都墨田区、以下イグス)は、2025年5月22日から24日まで3日間にわたってテクノポート今治(愛媛県今治市)などで開催される、西日本最大の国際海事展「バリシップ2025」に出展いたします。イグスブースでは、「陸上電力供給における船舶への接続機器とソリューションの紹介」をテーマに、港湾でのカーボンニュートラルに貢献する製品を多くの使用事例と共に展示します。
当ブースでは、日本初の陸上電力供給(陸電)設備を有する川崎港で採用されたケーブル管理システムなどの製品実物を展示し、海外15以上の港における事例を紹介します。5月23日(金)には、イグス港湾事業責任者が陸電関係者向けのセミナーに登壇。世界の陸電をリードするイグスの先進事例や、日本の港で陸電を導入する際の検討事項、課題と解決策についてお話しします。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。メディアの皆さまにおかれましては、会期中の港湾事業担当者への個別取材を事前に調整できます。お気軽に広報担当(柘原)問い合わせ先までご連絡いただければ幸いです。
バリシップ 2025 開催概要
会期:2025年5月22日(木)~5月24日(土)
5月22日(木)、5月23日(金)10:00~17:00
5月24日(土)10:00~16:00
会場:テクノポート今治 他
イグスブース: C-2会場 小間番号F-06
※ ご来場には事前登録が必要です(登録無料)。下記URLよりご登録のうえ、入場証を印刷してお持ちください。
https://www.bariship.com/exhibit/
【イグス港湾事業担当者によるセミナー講演概要】
日時:2025年5月23日(金) 14:40 ~ 15:10
場所:C-2会場S-236
テーマ:「陸上電力供給における船舶への接続機器とソリューションの紹介」
登壇者プロフィール
山下 茂樹(やました しげき)
イグス株式会社 Head of shore power department in Japan プロジェクトリーダー
2000年入社後、イグス日本法人の港湾事業責任者として5年。国内での陸電事業、港湾クレーン事業に携わる。
一般社団法人港湾荷役機械システム協会 荷役機械用電機設備調査研究委員会 委員
※参加を希望される方は、直接会場へお越しください。セッション開始の約10分前から受付が実施され、お並びいただいた順番に案内されます。座席数は50です。
展示製品一部抜粋
●移動式の陸電システム「iMSPO」
●陸電用ケーブル管理システム「e-dispenser」
●ケーブルガイド「e-loopエナジーチェーンシステム」
陸上電力供給システムとは?
近年、日本の産業や港湾の競争力強化と脱炭素社会の実現に向け、港湾のカーボンニュートラル化が推進されています。特に、停泊中の船舶から発生するCO₂排出量は、港湾区域・臨港地区におけるCO₂排出量の約3割*ともいわれ、供給方法を陸上からの電源供給に置き換えることで高い削減効果が期待されています。世界的には陸上電力供給への転換が進んでいる一方、日本国内ではまだ事例が多くありません。
陸電で世界トップクラスの実績
イグスは陸電設備に欠かせないケーブル管理システムを提供し、2016年以降、海外15港以上に導入されるなど世界トップクラスの実績を有しています。電力と船をつなぐための豊富なノウハウと樹脂部品メーカーとしての強みを生かしたケーブル管理システムの性能が評価され、2022年4月には日本初の陸電設備**が誕生した川崎港でイグスのケーブル管理システムが採用されました。
*参照:https://www.phaj.or.jp/distribution/lib/basic_knowledge/kiso202207.pdf
**なお、EVタンカーに高速充電するための陸電設備(EV船用陸電ステーション)としては世界初。川崎市は、1隻あたり年間約365トンのCO₂(一般家庭約250世帯分の年間消費電力量相当)削減が可能になると試算。
イグス株式会社
〒130-0013 東京都墨田区錦糸1-2-1 アルカセントラル15階
Tel: 03(5819)2030(代表)https://www.igus.co.jp
<プレスリリース・取材のお問い合わせ>
Tel: 03 (5819) 2057
Fax: 03 (5819) 2055
E-mail: ytsugehara@igus.net



