年頭所感
1月 5, 2026
イグス株式会社
代表取締役 吉田剛
2026年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年を振り返りますと、2025年は国内外で「プラスチックごみ」や「PFAS」に関する議論が一気に高まった年でした。
特に日本では、PFASの健康影響が社会的関心を集め、水道法上の水質基準に引き上げる改正が決定されました。定期検査の義務化が2026年度から施行されるなど、企業にもより高度な対応が求められるようになっています。
多くのニュースで、「プラスチック=環境負荷」というイメージが強調される一方で、再生素材の活用や再資源化の仕組みづくりといった技術による解決の重要性も改めて注目を集めました。
製造業においても、素材選択から成形プロセス、製品寿命まで、環境価値をどう高めるか、が大きなテーマとなり、従来のものづくりの考え方が見直された一年でした。
そのような中、イグスでは漁網などの海洋プラスチックごみを原料に使用した、サステナブルな自転車「イグスバイク」の日本ツアーを行い、大きな反響をいただきました。また、PFAS規制に対応した新製品の開発など、潤滑剤を必要としない当社製品の強みを「GO!ゼロ」のメッセージとともに届けることができました。
本年は、当社にとって大きな節目となるプロジェクトが動き出す一年になります。
今春にはいよいよ新工場が栃木県さくら市にオープンいたします。県内4拠点を新工場に集約することで、物流効率を向上させるとともに、事業拡大に対応する体制を整えます。また、新工場の隣には、将来の増築に備えた敷地も確保しました。日本のお客様に末長く貢献し続けるための投資であり、安定した供給体制を整えることで、お客様により大きな安心と価値を提供できるものと考えています。
本年もイグスはモーションプラスチックカンパニーとして、あらゆる可動部品の技術革新とコスト削減で、持続可能な社会に貢献してまいります。
