ドイツ本社の職業訓練生が初来日 日本での研修を実施

8月 19, 2026

顧客第一主義を学ぶイグスのグローバル人材育成プログラム

イグス株式会社(東京都墨田区、以下イグス)は、若手人材が海外拠点で就業できる社内制度の一環として、ドイツ本社で職業訓練制度「Ausbildung(アウスビルドゥング)」に参加する職業訓練生(Apprentice)2人を2026年7月~8月に受け入れました。ドイツから職業訓練生が来日するのは初となります。2人は日本で映像制作やSNSを使ったマーケティング業務などを行いました。イグスでは若手人材に海外拠点での実務経験の機会を提供することで、従業員の成長を促進し、グローバルでの組織力強化につなげます。

2026年7月にドイツから来日した職業訓練生2人

取り組みの背景

イグスは80カ国以上で事業を展開するグローバル企業として、次世代人材の育成と企業文化の継承に力を入れています。特に、顧客第一主義をはじめとするイグスの価値観を若手人材に伝えるため、海外拠点での実務経験や異文化交流の機会を積極的に提供しています。今回の来日研修もその一環で、ドイツ本社から来日した職業訓練生2人に、日本法人での業務を任せ、日本文化への理解を深めてもらいました。

職業訓練制度「Ausbildung」について

ドイツ本社では、学校教育と実務経験を組み合わせたドイツの職業訓練制度Ausbildungの一環として、職業訓練生の育成を行っています。職業訓練生は実務を経験しながら専門知識やスキルを習得するとともに、イグスの企業文化や価値観を学びます。希望者が参加できる海外拠点での研修もプログラムの一環として位置付けられており、異なる文化や市場環境に触れることで、グローバルな視点を養うことを目的としています。

今回来日した2人は、日本法人にて映像制作やSNSマーケティング業務に携わり、日本市場向けの情報発信を通じて顧客理解や異文化コミュニケーションを学びました。

日本で研修を行う理由

イグスにとって日本は、40年近くにわたり事業を展開してきた重要市場です。工作機械やロボット、半導体製造装置、港湾設備など高度なものづくり産業が集積し、高い品質基準や改善文化が根付いています。研修生は日本での経験を通じて、こうした価値観やグローバル市場における多様な視点を学びます。また、日本はアニメや食文化などの魅力もあり、ドイツ本社から特に人気の高い研修先となっています。

顧客第一主義を支えるソーラーシステム

イグスの組織スタイル「ソーラーシステム」のスケッチ画

イグスでは、顧客第一主義を体現する組織運営の考え方として「ソーラーシステム」を採用しています。これは顧客を太陽に見立て、すべての活動の中心に据える独自の組織モデルです。

従来の階層型組織では顧客ニーズへの迅速な対応が難しいという課題がありました。そこでイグスは、上司ではなく顧客を中心に据え、社員一人ひとりが主体的に判断・行動できる組織づくりを進めてきました。組織階層を最小限に抑え、営業社員の直行直帰を基本とするなど、働き方にもその思想が反映されています。

今回の研修プログラムも、こうしたソーラーシステムの考え方を次世代へ継承する取り組みの一つです。研修生は日本での経験を通じて、多様な価値観や文化に触れながら、顧客を中心に考えるイグスの企業文化を実践的に学びます。

今後の展望

イグスは日本を重要市場の一つと位置付けており、近年は国内新工場の設立など、生産・供給体制の強化を進めています。今後も日本のお客様に、より迅速かつ柔軟なサービスを提供できる体制づくりを推進していきます。また、事業成長を支えるのは設備だけでなく、人材も重要な経営資源です。イグスは今後も職業訓練制度や海外研修制度を通じてグローバル人材の育成に取り組み、顧客第一主義を根幹とする企業文化を次世代へ継承していきます。日本研修もその一環として継続し、世界各国で活躍できる人材育成を進めてまいります。


イグス株式会社 
〒130-0013  東京都墨田区錦糸1-2-1 アルカセントラル15階
Tel: 03(5819)2030(代表)
https://www.igus.co.jp

プレスリリースに関するお問い合わせ
Tel: 03 (5819) 2057
Fax: 03 (5819) 2055
E-mail: ytsugehara@igus.net

-イグスについて-
イグス(本社ドイツ)は、 潤滑不要の高性能ポリマー「モーションプラスチック」を開発・製造する企業です。あらゆる可動部品の技術革新とコスト削減を実現します。エナジーチェーン(ケーブル保護管)、高柔軟性ケーブル、すべり軸受・直動ガイド、そして摺動ポリマー製送りねじにおいて、当社は世界のマーケットをリードしています。独ケルンを本拠に世界38カ国に拠点を展開し、従業員は世界で約5,600人。2025年の売上高は11億5,500万ユーロ (約2,150億円) に達しました。業界最大級の試験研究所における研究開発は、絶え間ない革新とお客様へのさらなる安全性を生み出しています。24万5,000点の製品が在庫から即時出荷可能で、オンラインで耐用年数を計算することも可能です。近年では、ボールベアリング、ロボット駆動装置、3Dプリント製品、リーンロボティクス向けRBTXプラットフォーム、インダストリー4.0に対応する予知保全システム 「スマートプラスチック」など、社内スタートアップの創出による事業拡大を進めています。主要な環境投資としては、使用済みエナジーチェーンのリサイクルプログラム「chainge」や、プラスチック廃棄物を油化するケミカルリサイクル企業への出資を行っています。
“chainflex”, “chainge”, “cradle-chain”, “drylin”, “easy chain”, “e-chain systems”, “energy chain systems”, “energy chain”, “iglidur”, “igubal”, “igus”, “igus:bike”, “motion plastics”, “readychain”, “Recyycle”, “robolink”, “triflex” 及び “ジッパー”は、igus GmbHの登録商標です。
“CFCLEAN”, “dry-tech”, “e-chain”, “e-loop”, “e-skin”, “isense”, “smart cable chainflex” 及び “xiros”は、イグス株式会社の登録商標です。

記事のキーワード